Twitterのツイート文字数は言わずとしれた140文字、のはずですがそれ以上入力できるのでは?と感じたことはないでしょうか。または、ツイートの文字数が2倍の280文字に拡大したと聞いたことはありませんか。
一体ツイートできる文字数は、140文字?280文字?一体何文字なの?!というあなたのモヤモヤを今回スッキリさせます!
あわせてツイートでの文字数のカウント方法や長文のツイート方法についても徹底解説していきますので参考にしてくださいね。
こちらの記事を読めば、あなたのツイートに込められる想いと文字がきっと増えますよ!
※本記事のスクリーンショットや公式ヘルプページ情報は、2018年12月時点のものです。今後のアップデートにより、画面が異なる可能性があります。
1. ツイートの文字数制限は280文字に拡大!
1-1. 2017年11月より日中韓以外は280文字ツイートできる仕様に
Twitterの文字数制限は140文字、これは「常識」というほどTwitterの基本でした。それが2017年Twitterは世界で要望が多かったツイート文字数を2倍の280文字に拡大を行いました。
但し、日本語・中国語・韓国語については従来通り140文字のままです。
というのも、日本語や中国語では漢字が使えるので少ない文字数で意味を伝えられます。
例えば、「豚」は漢字で1文字ですよね。ところがドイツ語では豚は「Schwein」の7文字。このように、同じ140文字だったとしても、漢字は多くのメッセージを伝えられるのです。
なんと日本語で140文字制限にひっかかるのはツイートの0.4%、英語だと9%なんだとか。
漢字を使わない他の言語では、この140文字制限のため略語を使ったり、ツイート内容を縮めるのに四苦八苦してツイートすることをやめてしまう、ということがあったそうです。
この280文字へ文字数制限拡大は世界的にかなりのビッグニュースになりました。
Twitter公式アナウンス:日本語、中国語、韓国語以外の言語の制限文字数を280文字に拡大します
1-2. 半角英数字を使えば日本語ツイートも140文字以上が可能
さてこの仕様変更ですが、日本語を使う私たちにも恩恵があるかが気になるところです。実は、半角英数字を使ってツイートすれば140文字以上の入力が可能です。
実はこの仕様変更は半角英数字が280文字まで入力できる、というものです。パソコンの世界いうと、日本語<ひらがなカタカナ漢字(半角カナ含む)>は1文字2バイト、半角英数字は1文字1バイトになります。
つまり今まではTwitterの140文字制限(140バイト上限)を日本語では2倍の280バイトまで表示してくれていたんですね。それが今回英数字でも280バイトOKになったということです。
なのでこの280バイト容量の中で英数字と日本語を織り交ぜてツイートすれば140文字以上のツイートが可能というわけなんです。読みやすいかどうかは別として、英単語を使ってツイートすると140文字より多くツイートできますよ。
<日本語のみだと140文字>
<日本語と英字混在だと187文字>
」も文字数が拡大!
2-1. プロフィールの「名前」は50文字に拡大!
実は2017年11月からプロフィールやタイムラインに表示される名前の文字数も20文字から50文字へ拡大しました。なんと2.5倍です。ただし@から始まるユーザーIDは15文字のままとなっています。
また、リプライの際の@ユーザー名は文字数にカウントされなくなりました。
Twitter公式アナウンス:プロフィールページに表示できる名前の長さが50文字までになりました。
これによってミドルネームを入れられるようになった!絵文字も使える!という喜びの声が上がっています。
「名前」はあなたのことを一言で表現することができるところでもあります。
この「名前」に含まれる単語までTwitterでの検索対象となるので、ここに自分の興味のあることやアカウントと関連した単語をいれると他のユーザーに発見してもらうことができますよ。
2-2. ダイレクトメッセージの文字数はなんと1万字!
Twitterで送れるダイレクトメッセージはなんと1万字です。140文字の文字数制限からいくと想像もつかないくらい、もはや文字数制限は存在しない!といっていいほどの文字数です。
この対応をTwitter社は文字数制限の解除と言っています。DMについては熱く想いを書いても文字数が足りなくなるということはなさそうですね。
3.知ってた?ツイート文字数のカウント方法
この280文字への変更でツイート文字数のカウントに変更はあったのでしょうか。知っているようでしらないツイートの文字カウントについてこちらの章では解説していきます。
3-1. 新ツイート文字数カウンターは残り10文字で表示される
この文字数拡大に伴い、今までのツイート欄で表示されていた残り文字数のカウンターがなくなりました。かわりにグレーの円形のアイコンが・・・。
文字を入力していくとこのグレーの円が、青に変わっていきちょうど日本語で70文字を入力したところで、右半分が青になります。
文字の入力を続けていき、残り10文字になったところでオレンジアイコンに変化!残り「10」の文字が表示されます。
文字数をオーバーすると今度は越えた部分が赤くマーキングされます。
入力はじめから正確な残り文字数がわからないのは不便なような気もしますが、
Twitter社によると
- 半角英数も混在すると正確な残り文字数を表示することが難しい
- 残りの文字数を表記されるとプレッシャーに感じるユーザーも多い
との意見でこのような仕様になったようです。
3-2. URLは11.5文字計算になる
URLのリンクは以前22文字換算でしたが、11.5文字換算になりました。それにより、長いURLをツイートにいれても文字数を圧迫しなくなりました。
3-3. #ハッシュタグは半角の1文字換算
あたりまえですが、ハッシュタグは半角記号。こちらは1文字換算です。ハッシュタグをつける際には前に半角スペースを入れると思いますので、合わせて半角2文字(日本語の1文字)換算ですね。
2-4. 改行・絵文字は1文字換算
ツイート内で改行をすると見やすくなりますが、1文字換算となります。長文を見やすくするために多用すると却って文字数が削られてしまいます。
Twitter絵文字は基本的に1文字カウントになります。
4. スレッド機能を使えば140文字以上の長文ツイートも可能
Twitterの140文字制限はそのなかでいかに伝えたいことを表現をしていくか、という俳句文化の日本人なら楽しめる面白さだと思います。
ですが、140文字以上伝えたい内容がある!どうしても140文字以上ツイートしたい!という方向けにツイートのスレッド機能をご紹介します。
4-1. スレッド機能の使い方
文字数が足りない時にスレッドを使う方法が一番おススメです。このスレッドの機能を使うと複数のツイートをスレッドにまとめて投稿することができます。タイムラインに繋がって表示されるので、長文を分けて投稿することが可能です。
使い方は簡単です。ツイートのプラスアイコンをクリック/タップするだけ!
一度投稿したものに、スレッドを追加することも可能なので、あとから情報を加えたいときにも便利です。
Twitter公式ヘルプ:Twitterでスレッドを作成する方法
4-2. スレッドの見え方
スレッドはタイムラインでつながって見えます。スレッドの制限はありませんが、4つ以上だと「このスレッドを表示」という形になります。
まとめ
こちらの記事ではTwitterの文字数について解説してきました。あなたがツイートする際にモヤモヤしていた文字数についてのギモンはクリアになりましたか。
今回の記事をまとめると、
- Twitterの文字数は半角英数字で280文字まで拡大。ただし、日本語・中国語・韓国語は除く。
- 文字数のカウントされ方を知るとツイートする際の目安になる
- 長文を投稿したい際はスレッド機能を使う
ツイートの文字数制限はTwitterの面白さ、シンプルな設計の美しさでもありますが、時には140文字以上を超えてつぶやきたいこともあるもの。ぜひ記事を参考にツイートにあなたの思いをぶつけてくださいね!